周産期医療の広場 周産期関連情報

このサイトでは、分娩取扱医療機関情報を提供しています。
○「分娩取扱医療機関」は財団法人日本医療機能評価機構が運営する産科医療補償制度の2011年1月時点における参加医療機関リストを元に本サイトで作成し、定期的に更新しています。ただし、個々の医療機関の分娩取扱を絶対的に保証するものではありません。
○「新生児低体温療法対応施設」は新生児低体温療法登録事業(http://www.babycooling.jp/)提供の「新生児低体温療法公開承認施設一覧」を元に作成し、公開しています。
○「産科危機的出血に対する動脈塞栓術を施行可能な病院」は日本インタベンショナルラジオロジー学会(日本IVR学会 http://www.jsivr.jp/)が公開しているリストを元に作成し、公開しています。
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【日本産科婦人科学会】COVID-19感染拡大がわが国のリプロダクティブ・ヘルス領域に及ぼした影響について   2020/06/22 up!

【概要】
2020年6月20日
COVID-19感染拡大がわが国のリプロダクティブ・ヘルス領域に及ぼした影響について

公益社団法人日本産科婦人科学会
リプロダクティブ・ヘルス普及推進委員会

 わが国のCOVID-19感染拡大は、一応の収束が認められ、政府の緊急事態宣言は、2020年5月25日に全面解除されました。
 今回の感染拡大は、わが国の社会全体にきわめて大きな影響を与え続けており、特に社会的経済的弱者への影響は、きわめて大きくなっていると考えられます。
 本委員会は、わが国におけるリプロダクティブ・ヘルスの向上のため、その概念と諸課題に対する理解の普及を推進することを目的とし、日本産科婦人科学会の理事会内委員会として2019年度より活動を行っています。その活動の一つとして、今回の感染拡大が、わが国のリプロダクティブ・ヘルス領域に及ぼした影響について検討を行いました。その結果、迅速に対応を検討すべき多くの課題が抽出されましたので、産婦人科医及び社会の皆様との共有を図るため、お示しいたします。
 今後、わが国の産婦人科医療提供体制は、当初の応急的、救急医療的な体制から、通常医療体制の中でCOVID-19に関連した診療を無理なく行うことができる体制へと移行を図っていく必要があります。産婦人科の先生方には、諸課題について、十分な配慮してご対応いただくようにお願いいたします。また、ここでお示しする諸課題は、産婦人科医療の範囲で解決可能な問題ではなく、社会全体で認識を共有し、関係諸機関が連携協力して解決の道を見いだしていく必要があると考えられますので、ご高配をお願い申し上げます。
参照サイト:日本産科婦人科学会      関連キーワード: なし