周産期医療の広場 周産期関連情報

このサイトでは、分娩取扱医療機関情報を提供しています。
○「分娩取扱医療機関」は財団法人日本医療機能評価機構が運営する産科医療補償制度の2011年1月時点における参加医療機関リストを元に本サイトで作成し、定期的に更新しています。ただし、個々の医療機関の分娩取扱を絶対的に保証するものではありません。
○「新生児低体温療法対応施設」は新生児低体温療法登録事業(http://www.babycooling.jp/)提供の「新生児低体温療法公開承認施設一覧」を元に作成し、公開しています。
○「産科危機的出血に対する動脈塞栓術を施行可能な病院」は日本インタベンショナルラジオロジー学会(日本IVR学会 http://www.jsivr.jp/)が公開しているリストを元に作成し、公開しています。
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【厚生労働省健康局結核感染症課】死亡した妊婦の検体からオウム病病原体を同定した事例について    2017/03/17 up!

【概要】
事 務 連 絡 平成 29 年 3 月 17 日
公益社団法人日本医師会 御中
厚生労働省健康局結核感染症課
死亡した妊婦の検体からオウム病病原体を同定した事例について (情報提供)

今般、別紙のとおり、健康危険情報の通報がありましたので、情報提供しま す。周産期医療に携わる医師をはじめ、貴会会員への周知方、よろしくお願い します。

【報告内容】 我が国の国内妊婦死亡数は現在年間 40-50 件程度で、その中で感染症が原因とさ れる症例は 7%とされている。今回、妊娠週数 24 週に発熱、意識障害を認め病院に 入院、その後死亡した妊婦例の肺、脾臓、肝臓、胎盤から 4 類感染症に分類されて いるオウム病病原体( Chlamydophila psittaci )を同定した。本症例では、起因微 生物が不明であったため、準網羅的病原体解析から C. psittaci を同定した。病理解 剖では、骨髄にて血球貪食症像(血球貪食症候群)、肝脾腫、肺うっ血、胸水貯留、 心嚢液貯留、胎盤膿瘍等の所見を認めた。病理学的には血球貪食症候群による多臓 器不全が死因であった。


  • 【事務連絡】死亡した妊婦の検体からオウム病病原体を同定した事例について(情報提供) (2).pdf
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