【日本産科婦人科学会医療改革委員会】「平成24年度医療改革アクションプラン総括」「平成25年度医療改革アクションプラン」 2013/08/30 up!
【概要】
平成25年8月30日
公益社団法人 日本産科婦人科学会・医療改革委員会
平成24年度 医療改革 アクションプラン 総括
1.産婦人科医を増やすための活動
(ア)産科医等確保支援事業の継続のための活動を行う。→「産科医等確保支援事業」は平成25年度も継続となった。
(イ)「産婦人科研修プログラムのページ(仮称)」の開設→「周産期医療の広場」において専攻医指導施設の産婦人科研修プログラムへのアクセスマップを作成した。
①地域ごとの研修プログラムの構築→構築に至らなかった。
②(医師数・症例数・研修環境の)地域格差の是正のための学会独自の「マッチングシステム」の検討→検討に至らなかった。
③二階建専門医の施設別リストの作成と情報提供→「周産期医療の広場」において、婦人科腫瘍専門医、周産期専門医、生殖医療専門医の研修施設マップを作成し、HP上に公開した。
2.産婦人科医の勤務環境改善のための活動
(ア)第5回産婦人科動向意識調査の実施→調査を実施、結果を公表した。
(イ)第6回大学病院産婦人科勤務医の待遇改善策の現況に関するアンケート調査の実施→ハイリスク妊娠・分娩管理加算の還元に関する項目を加え、調査を実施、結果を公表した。
(ウ)第2回「女性医師の継続的就労に関する調査」の実施→調査実施に至らなかった。平成25年度に実施予定。
3.産婦人科医療に関する社会啓発・情報提供活動
(ア)拡大医療改革委員会兼公開市民フォーラムを開催する。→ 平成25年1月27日に開催し、「周産期医療の広場」で動画配信を行った。
4.平成24年度 診療報酬改定上の諸問題への対応→医療改革委員会としては特に対応を行わなかった。
平成25年8月30日
公益社団法人 日本産科婦人科学会・医療改革委員会
平成25年度 医療改革 アクションプラン
1.産婦人科医を増やすための活動
(ア)産科医等確保支援事業の継続のための活動の継続。
(イ)第1回 医学部地域枠学生実態調査の実施
(ウ)厚労科研「産科医と小児科医の実態把握に関する研究」班との共同研究を継続する。
①「周産期医療の広場」産婦人科研修施設検索機能の充実と普及をはかる。
2.産婦人科医の勤務環境改善のための活動
(ア)第6回産婦人科動向意識調査の実施
(イ)第7回大学病院産婦人科勤務医の待遇改善策の現況に関するアンケート調査の実施:宿直の実態に関する新たな質問項目を追加する。
①宿直料
②宿直中の診療業務に対する割増賃金支払いの実態
③宿直中の診療業務に対する手当(分娩手当、手術手当等)
④オンコール手当
(ウ)第2回「女性医師の継続的就労に関する調査」の実施
3.産婦人科医療に関する社会啓発・情報提供活動
(ア)拡大医療改革委員会兼公開市民フォーラムを開催する。
4.平成26年度 診療報酬改定にむけての諸活動