周産期医療の広場 トピックス

このサイトでは、分娩取扱医療機関情報・産婦人科研修施設情報•生殖補助医療(ART)登録施設の情報を提供しています。
○「分娩取扱医療機関」は財団法人日本医療機能評価機構が運営する産科医療補償制度の2011年1月時点における参加医療機関リストを元に本サイトで作成し、定期的に更新しています。ただし、個々の医療機関の分娩取扱を絶対的に保証するものではありません。
○「新生児低体温療法対応施設」は新生児低体温療法登録事業(http://www.babycooling.jp/)提供の「新生児低体温療法公開承認施設一覧」を元に作成し、公開しています。
○「産科危機的出血に対する動脈塞栓術を施行可能な病院」は日本インタベンショナルラジオロジー学会(日本IVR学会 http://www.jsivr.jp/)が公開しているリストを元に作成し、公開しています。
○「研修施設情報」は各学会が公表している施設情報を元に作成し、公開しています。
○「生殖補助医療(ART)登録施設」は日本産婦人科学会が公開しているサイトの情報http://www.jsog.or.jp/public/shisetu_number/index.htmlを元に作成し、公開しています。
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「カップをつかった授乳方法」   2011/03/20 up!

【概要】
カップを使った授乳方法

神奈川県立こども医療センター 大山牧子先生ご提供
1.赤ちゃんが穏やかに覚醒していること(眠くないこと)を確認します(a)。
2.赤ちゃんの手がカップにぶつからないよう赤ちゃんを布で包みます。
3.赤ちゃんを縦抱きにします(ab)。
4.カップに少なくともカップ半分以上の搾母乳・人工乳が入った状態にします。
5.赤ちゃんの口元にカップを近づけ,少し傾けます(c)。赤ちゃんが口を開けた時,カップが下唇の上で静止し,乳汁が赤ちゃんの上唇に触れます(c)。
下唇に圧をかけないようにします。
6.軽くカップを傾け2-3 滴乳汁を赤ちゃんの口に流し込みます(d)。
7.カップの位置をそのままの状態に保ち,赤ちゃんが自分のリズムで飲めるようにします(e)。必要なら休憩し,赤ちゃんが飲まなくなったらやめます。
注意:
・ カップによる授乳は与えた量の30%以上をこぼすという報告があるので,予め多めに与える乳汁を用意します。
・ 寝かしたままの姿勢での,または,赤ちゃんが飲まなくなってからの流し込みは危険です。
・ カップと赤ちゃんの唇の位置は,カップを下唇に軽くのせるようにし,カップの縁が上唇の外側にふれるような関係となります。ソフトカップのときは,赤ちゃんの口に合わせて,シリコン部を曲げます。
・ 授乳時間は30 分までとし,赤ちゃんが自分のペースを保つようにしましょう。赤ちゃんは満ち足りると口を閉じそれ以上飲もうとしなくなります。予定している量を飲まなかったとしても,次回にたくさん飲むか,飲む回数を増やせばよいでしょう。
・ どのくらい摂取しているかは,1回毎にみるのではなく,24 時間 以上の期間で見るようにしましょう。
・ 時々げっぷを入れましょう。
・ 赤ちゃんによっては,ごくごく飲む赤ちゃんもいれば,時々休憩する赤ちゃんもいます。授乳中に舌を出してくる赤ちゃんもいれば,出さないこどももいます。お母さんには,赤ちゃんの様子をよく観察し,赤ちゃんのペースを尊重してあげるようにお話しましょう。

UNICEF/WHO(1993)/橋本武夫監訳,日本ラクテーション・コンサルタント協会翻訳(2003). UNICEF/WHO 母乳育児支援ガイド.
東京,医学書院.
Mohrbacher N, and Stock J: The breastfeeding answer book. La Leche League International. 2004, p635.
神奈川県立こども医療センター母性病棟,2005/7/15
  • 2011-3-20 カップを使った授乳方法.pdf