周産期医療の広場 周産期関連情報

このサイトでは、分娩取扱医療機関情報を提供しています。
○「分娩取扱医療機関」は財団法人日本医療機能評価機構が運営する産科医療補償制度の2011年1月時点における参加医療機関リストを元に本サイトで作成し、定期的に更新しています。ただし、個々の医療機関の分娩取扱を絶対的に保証するものではありません。
○「新生児低体温療法対応施設」は新生児低体温療法登録事業(http://www.babycooling.jp/)提供の「新生児低体温療法公開承認施設一覧」を元に作成し、公開しています。
○「産科危機的出血に対する動脈塞栓術を施行可能な病院」は日本インタベンショナルラジオロジー学会(日本IVR学会 http://www.jsivr.jp/)が公開しているリストを元に作成し、公開しています。
※電話番号および施設URLにつきましては本サイトで独自に調査したものです。
※施設情報についてお気づきの点がありましたら、以下の事務局メールアドレスまでご連絡いただければ幸いです。
周産期医療の広場 サイト運営事務局
 

周産期総合情報サイト

クリッピング

【日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会・日本産婦人科感染症学会】新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応(第三版)    2020/04/07 up!

【概要】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応(第三版)

昨年末に発生した新興感染症である COVID-19 は 4 月 7 日現在, 全世界に拡散し,3 月 11 日 WHO はパンデミックを宣言していま す.感染者の増加に対し、日本国政府も 4 月 7 日に新型コロナウイルス非常事態宣言を発出しました。本疾患の診療には全て科が関わ りますが, 妊婦に対する感染制御と周産期管理は産婦人科医にとっ て喫緊の課題です.新型コロナウイルス感染症に対しては, 3 月 5 日, 3 月 20 日付で日本産科婦人科学会, 日本産婦人科医会,日本産婦人 科感染症学会による合同ガイドラインを策定しました.基本的には 内容は関連学会である日本感染症学会,および ACOG,CDC ガイドラインに準拠していますが,貴施設における分娩取り扱い状況や医師,医療スタッフを含む医療資源から弾力的に運用されるようにお 願いいたします.

要点
1.4 月 7 日現在,医療機関やクラスターとなった施設など感染ルートの追える 患者さんに加えて、特に大都市では感染ルートの追えない国内感染者が急激 に増加しており,今後も厳重な注意が必要です.
2.わが国では今のところは欧州各国のような感染爆発には至っていませんが、 今後数週間で急激に増加する可能性がありますので、個人個人の感染予防と 重症化予防が焦点になります.妊婦も高齢者や合併症のある患者さんと同様 の扱いになります.
3.37.5 度以上の発熱が 4 日(妊婦を含むハイリスク患者では 2 日)以上続く 場合は帰国者・接触者相談センター(新型コロナ受診相談窓口)に連絡の上, 対応医療機関への受診を指示してください
4.都道府県ごとに分娩施設数やアクセスが異なりますので,地方自治体の担当 部署にご確認をお願いします。
5.新型コロナウイルスに感染した方の産科的管理は通常に準じますが,対応医 療機関における院内感染対策には十分留意してください. なお、感染拡大に 応じ、施設によって原則帝王切開とすることもやむを得ないと考えます。
6.特に医療スタッフの感染防御には十分留意してください.
7.感染者や疑い患者がおられなくても、施設内の清掃消毒、食事の個別提供(ビ ュッフェ形式は不可),面会の制限など感染予防をお願いします.
8.妊婦さんご本人と医療スタッフの感染リスクを避けるため、帰省分娩と分娩 付き添いは推奨しません.
9.担がん患者は新型コロナウイルス感染と重症化リスクが高いとする報告が ありますので必要に応じて治療計画の変更も考慮してください。

参照サイト:日本産科婦人科学会      関連キーワード: なし