周産期医療の広場 周産期関連情報

このサイトでは、分娩取扱医療機関情報・産婦人科研修施設情報•生殖補助医療(ART)登録施設の情報を提供しています。
○「分娩取扱医療機関」は財団法人日本医療機能評価機構が運営する産科医療補償制度の2011年1月時点における参加医療機関リストを元に本サイトで作成し、定期的に更新しています。ただし、個々の医療機関の分娩取扱を絶対的に保証するものではありません。
○「新生児低体温療法対応施設」は新生児低体温療法登録事業(http://www.babycooling.jp/)提供の「新生児低体温療法公開承認施設一覧」を元に作成し、公開しています。
○「産科危機的出血に対する動脈塞栓術を施行可能な病院」は日本インタベンショナルラジオロジー学会(日本IVR学会 http://www.jsivr.jp/)が公開しているリストを元に作成し、公開しています。
○「研修施設情報」は各学会が公表している施設情報を元に作成し、公開しています。
○「生殖補助医療(ART)登録施設」は日本産婦人科学会が公開しているサイトの情報http://www.jsog.or.jp/public/shisetu_number/index.htmlを元に作成し、公開しています。
※電話番号および施設URLにつきましては本サイトで独自に調査したものです。
<※施設情報についてお気づきの点がありましたら、以下の事務局メールアドレスまでご連絡いただければ幸いです。
周産期医療の広場 サイト運営事務局
 

周産期総合情報サイト

クリッピング

【日本産婦人科医会】HTLV-1 抗体陽性妊婦の全国調査結果報告とお願い   2015/02/23 up!

【概要】
HTLV-1 抗体陽性妊婦の全国調査結果報告とお願い


           公益社団法人日本産婦人科医会
                                  会長 木下 勝之
                                  常務理事 田中 政信

 日頃は、日本産婦人科医会の事業推進に関し、多々ご指導ご尽力賜り感謝申し上げます。2014年11月に会員のみなさまにご協力いただいて実施したHTLV-1抗体陽性妊婦の実態調査の結果を報告いたします。

 全国2,544の分娩取扱施設に、2013年に実施した妊娠中のHTLV-1抗体スクリーニング、ウェスタンブロット(WB)法による確認検査、厚生労働科学研究『HTLV-1抗体陽性妊婦からの出生児のコホート研究』への登録状況についてアンケートを依頼し、1,345施設(52.9%)からご回答いただきました。

 その概要を表1に示します。全国の分娩数から、2013年は約1780人のHTLV-1のWB陽性妊婦がいたと推定され(陽性率0.178%)、その約半数の920人が九州在住の妊婦でした(陽性率0.669%)。
 残念ながら、そのうちの約20%しか『コホート研究』へ登録されておりませんでした(表1、表2)。研究協力施設が未だ90と不足している状況ですが、『コホート研究』の有益性をご賢察いただき、更なるご協力をお願い申し上げます。

 表3には、HTLV-1抗体妊婦に対する栄養指導方針を示します。
 現時点では、約70%の施設でガイドラインに準じた栄養指導が行われるようになってきました(前回は九州以外では約50%)。一方、HTLV-1抗体陽性妊婦から出生した児の3歳以降のHTLV-1抗体検査を指導している施設は、以前の約27%から未だ55%に増加した程度であります(表4)。

 児のHTLV-1抗体検査は決して強制されるべき検査ではありませんが、少なくともHTLV-1抗体陽性妊婦から出生した児の3歳以降のHTLV-1抗体検査に関する情報提供を実施していただきますようお願い申し上げます。

 また、これらの貴重なデータは、厚生労働科学母子感染予防に役立てていく所存です。お忙しい中、アンケート調査にご協力いただきましたことに心より感謝申し上げます。
  • HTLV-12014.pdf
参照サイト:日本産婦人科医会 http://www.jaog.or.jp/      関連キーワード: 周産期医療  感染症対策